SQLite on Railsシリーズ(11)RailsのSQLiteをさらに強化する(翻訳)
先週の記事で最初のActive Recordプルリクをいくつかオープンしましたが、その後さらにSQLite アダプタにさらに重要な改善を加える4つのプルリクをオープンしました。
まとめると、Active Recordの既存の大きな機能をSQLite3Adapter
に追加するプルリクを3つオープンしました。
さらに、SQLiteならではの新機能を追加するプルリクも3つオープンしました。
- デフォルト関数で結合演算子
||
をサポート(#49287) - デフォルトのコネクション設定のパフォーマンスを最適化(#49349)
- add
retries
option as alternative totimeout
私はコアチームとチャットして、この作業すべてを次のRails 7.1リリースに組み込もうとしていますが、現時点ではまだ何も決まっていません(訳注: 本記事のプルリクはすべてRails 8までにマージ済みです)。
いずれにしても、今後数回の記事で、これらの機能の詳細やユースケースを順に掘り下げていけば有用だと思いました。私はすでに、Railsアプリで カスタム主キーを設定する方法を書き始めました。
次回は、Railsアプリで生成カラム(generated column)を使う方法について書く予定です。どうぞお楽しみに 👀
概要
原著者の許諾を得て翻訳・公開いたします。
参考: Rails 8はSQLiteで大幅に強化された「個人が扱えるフレームワーク」(翻訳)|YassLab 株式会社
日本語タイトルは内容に即したものにしました。